たるみというのは人間誰もがなんとなく感じることなのではないでしょうか。別にそんなにたるみを意識しているわけではないけれども、たとえば、朝起きた時に鏡の中を見ると、そこにはたるみのある顔が映っていた、なんてことも多いのではないかと思います。若いころはまったくそんなことを考えることもなく、むしろ鏡の中に映っている自分に化粧をしていくのが楽しかったはず。けれども、年を取るにつれて、だんだんとそんな自分に自信をなくしていってしまうということだってあるのではないでしょうか。その原因となるのがやはり、たるみによるものなのではないかと私は思うわけです。
わたしたちは自分の顔を普段から自分で見ることはできません。ですから、自分がどれだけたるんでいるのかということは、鏡に映った姿を見ない限りはわからないのです。もちろん、普段から意識して鏡を見ていれば、なんとなくたるんできたことが分かったり、そういう自分に危機感を覚えたりするもの。けれども、日常生活の中で毎日のように鏡を見ていると、あまりそんなことに気づかないということだって多いのではないかと私は思うのです。
自覚症状がないだけに、たるみを実際に感じた時は少しショックを受けることも多いのではないでしょうか。自分ではそのつもりがなくても、やはりなんとなくたるみがあると思っただけで、それからずっとたるみを気にしながら行動してしまうことにもなりかねません。しかし、そういったたるみを感じることによって逆に気を引き締めようというきになったり、たるみに対してなにかしらの対処をしようとしたりすることができるようにもなるでしょう。
わたしたちは、たるみを感じたときにそれを意識することが大切なことになると私は思っています。そういったことを意識することができれば、たるみをすっきりさせるにはどうしたら良いのかということを考えたり、たるみを取るためにはどうしたら良いのかということに頭が働くようになり、そのことがたるみを取る大きな第一歩になると思います。